ストレッチで体が固くなる件
ある日、長男と「蹲踞」の話になった。
蹲踞ってこうだよね、ああだよね、とお互いやってみたんだけど、
うまくできない。
そういえばお相撲さんって、開脚して上半身ぺったり床につけられるんだよね。
と、話しながらやってみるものの、
できるわけもない。
なんだ? どうした? あたしの体。
こんなにカクカクしてたっけ?
毎日自分に氣を通しているから、
肩こり腰痛なんかはすぐに解消できてるし、
家族全員風邪ひとつひいていない。
なのに足元に落とし穴…カラダカタイ…
いや、あのね、言い訳だけどね、
氣功する前はちゃんとビフォーアフターしてるんだよ。
首の角度や前屈後屈でね。
ちゃんとしっかり効果は出てるんだよ。
でもね、例えば股関節、例えば前腕、例えば広背筋、
見えていなかったのよ。意識してなかったのよ。スコトーマよ。
ガ・チ・ガ・チだったのよ~。
きちんとそのあたりを意識して氣功を施すと、そこは柔らかくなる。(実験済み)
が、またここで変な
好奇心?
チャレンジ精神?
実証魂?
が、ムクムクと…。
久しぶりにストレッチやってみるか…?
そこで15分程度のストレッチ動画をオフラインに落とし、
朝夕続けてみることにした。
当日…
あ、息止めながらやってた。
翌日…
おかしい。余計固くなっている。
翌々日…
これ、始める前よりキツくない?
総じて、おかしい!
思ってたんとちゃう! 思ってたんとちゃう~!
う~ん、もしかすると、
体が固くなる理由は、
筋肉そのものではないのかもしれない。
ストレッチは、その部分を伸ばそうとする。
でも、その部分とは別のところに、
気づかないうちに力が入る。
本来ゆるめたいはずの場所とは、
違うところが緊張してしまう。
だから、固くなる。
意識していない部分に、
力が入り続けている。
見えていないから、
抜けない。
一方で、氣功は違う。
まず、「そこにある」と気づく。
見えていなかったものが、
見えるようになる。
それだけで、
そこに入り続けていた力が、
すっと抜ける。
もしかするとこれは、
体の話だけではないのかもしれない。
気づいていない思考。
見ないようにしている感情。
当たり前だと思っている前提。
そういうものにも、
同じように力は入り続けている。
そして、そのまま
「固まる」。
無理に伸ばそうとすると、
かえって抵抗が強くなる。
でも、見えるようになると、
少しずつ緩む。
だから、変えようとする前に、
まず気づくこと。
体も、認識も、
たぶん同じ仕組みでできている。
