見えない力なのになぜ体は変わるの?
日本式氣功って、何?
「氣功」と聞いて、何を思い浮かべますか?
中国? 太極拳? 目や手から何か出す人?
私がやっている日本式氣功は、たぶんそのイメージとは
かなり違います。
まずは今消えかけている日本人が昔から持っている
「氣を感じる力」を取り戻すことから始めます。
そしてそれを自分の心と体の健康に生かします。
基本となるのは両手で作る「氣の玉」。
これは誰にでも作れます。
さらに、さまざまな不快感の軽減に役立ちます。
中国の氣功と何が違うの?
中国の氣功というと、呼吸や姿勢、ゆっくりとした動きなどを使って「氣」を整えるものがよく知られています。
では、日本式氣功は?
大きな違いは、特別な動きや長い訓練から始めないこと。
まずは、自分にもともと備わっている「氣を感じる力」を使います。
たとえば、両手の間に作る「氣の玉」。
手を近づけたり離したりすると、
あたたかい
ピリピリする
何か挟まっているような感じがする。
感じ方は人それぞれですが、
日本式氣功では、こうした小さな感覚を入口にして、
氣を自分で扱ってみます。
だから、
「氣功を習得する」というより、
「もともと持っていた感覚を思い出す」。
そんなところから始まります。
「氣」って結局何なの?
「氣って、結局なんですか?」
そう聞かれると、ちょっと困ります。
目に見えるものでもなければ、
手に取って「はい、これです」と見せられるものでもないので。
でも私たちは昔から、
「元氣」
「病氣」
「氣分」
「氣配」
「氣が合う」
「氣になる」
なんて言葉を、ごく普通に使っています。
どうやら「氣」は、特別な人だけが扱う不思議なものではなさそうです。
あるか、ないかを決めなくていい。
両手で「氣の玉」を作ってみて、
「あれ? なんか感じる」
それで十分。
日本式氣功では、頭で理解することよりも、
自分が何を感じるかを大切にします。
「氣とは何か?」の答えを先に決めるのではなく、
まず感じて、使って、観察してみる。
ここでは、そんなふうに「氣」を研究していきます。
触らないのに、なぜ体が変わるの?
触らないのに、なぜ体が変わることがあるのでしょう。
正直に言えば、その仕組みをすべて説明できるわけではありません。
ただ、人の体は
「実際に触れられたこと」
だけに反応しているわけでもありません。
たとえば、
梅干しを想像しただけで唾液が出たり、
嫌な音を聞いて体がこわばったり、
安心する声を聞いて力が抜けたりしますよね。
つまり私たちの体は、
見たもの、聞いたもの、思い浮かべたものにも反応します。
きりんくらぶの日本式氣功では、
こうした体の反応も含めて観察します。
氣を向けたとき、
触れていないのに動きや感覚が変わる、
なぜそうなるのかよりも、
まずは変化が起きるかどうかを試してみる。
そして、どこが変わったのか、
どんな感じがしたのか、
同じことをすると、また変化するのか。
そこを観察していきます。
答えを急ぐより、まず起きたことを見る。
それが、この研究室での基本姿勢です。
日本式氣功はどこで習ったの?
日本式氣功を学び始めたきっかけは、
夫のリハビリでした。
夫は脳出血の後遺症で右半身機能全廃、
歩くことが難しい状態になっていました。
そんなときに出会ったのが、現在の師匠の整体です。
施術を受けるなかで、
夫は少しずつ歩けるようになっていきました。
その変化を目の前で見て、
「いったい、何をしているんだろう?」
と興味を持ったことが、
私が氣功を学び始めた最初のきっかけです。
その後、師匠から何十時間にもわたり
氣功や体の見方について学びました。
そして自分でも実際に試しながら、
(ブログ『キングベヒーモスVS氣血水』参照)
少しずつ理解を深めてきたのです。
つまり今紹介している日本式氣功は、
習ったことをそのまま再現しているわけではありません。
学んだことを土台に、自分で試し、人の反応を観察し、
考え直す。
そうした積み重ねの中で、今の形になってきたものです。
ですから、
「日本式氣功はどこで習ったの?」と聞かれたら、
師匠から学びました。
ただ、その入口には、
夫のリハビリという出来事がありました。
そんな答えになります。
🎥 もっと知りたい人へ・氣功の基礎
この動画では、日本式氣功を
「目に見えない力を信じるもの」
としてではなく、
情報と身体反応の関係を観察する入口として紹介しています。
ここで扱っているのは、
氣の正体を断定することではありません。
まず試して、自分の身体にどんな反応が起こるかを
観察してみる。
そのための基礎動画です。
ちょっと試してみる?
理屈はひとまず置いて、まずは自分の体で試してみましょう。
試してみて、変わっても、変わらなくても大丈夫。
ここでは「効いた・効かなかった」を判定するより、
自分の体に何が起きたかを見るところから始めます。
でももう少し試してみたい方は
からだふにゃふにゃジム
へどうぞ
